海外旅行にはクレジットカードが必須

海外旅行に行くなら、クレジットカードは不可欠です。私も今まで、現金で不便を感じたことはありませんでしたし、カードも必要ないと考えていました。 しかし、海外旅行を調べているうちに、それは日本国内だから現金だけでやり繰りできているのだと気づきました。

現金を持たないほうがよい理由

安全性

海外では、多額の現金を持ち歩くことは危険だと言われています。お金を持っていることがわかると、スリや強盗に狙われやすくなるためです。

しかし、クレジットカードなら、盗難保険が付帯してるため、盗まれても届け出をすれば金銭的な損害を受けることがありません。

ほとんどのホテルやレストラン、交通機関でも使えるようになっているため、使えなくて困るケースは、ほとんどないようです。

カードを出すだけで決済が終わるので、見慣れぬお金でやり取りするよりも、むしろラクだと思います。

両替のレートが有利

クレジットカードのメリットのひとつに、為替の両替手数料が1.3~2.0%と低いことがあります。

ショッピングにかぎらず、現地ATMでのキャッシングを行った場合でも、この料率で両替することが可能です。
日本国内の両替所で、5%以上の手数料をとられることを考えれば、キャッシングに抵抗を感じる必要はないと思います。

デポジット制度

海外のホテルやレンタカーでは、最初にクレジットカードが有効であるか、を確認されます。
もし、クレジットカードを持っていない場合、最低でも1泊分以上を現金で先払いしなければなりません。
そして、宿泊後に、預けたお金から、差額が返金されるシステムになっています。

現金の場合、宿泊費以上にデポジットを積む必要がありますから、連泊するのはかなりのリスクを伴うことになります。

海外旅行保険が付帯される

海外旅行には、海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを持っていくべきでしょう。 海外旅行保険とは、急な病気やケガ、モノを壊した時の賠償、携行品の盗難や、救援費用を支払ってくれる保険のことです。

医療費

聞いたことがあると思いますが、海外の医療費はとんでもない金額になることがあります。払えないと思われてしまったら、治療を受けることができません。
保険が付帯したクレジットカードを持っていれば、病院側も安心して治療をすすめることができます。

賠償責任

ホテルの備品を壊してしまったり、他人にケガを負わせてしまった場合にも、カード付帯の賠償保険でカバーすることができます。

捜索救助費

レジャーでの遭難でも、多額の捜索・救援費用が発生することがあります。

複数枚の保有で保険は重ねがけすることができる

治療費や救援費用は、複数のカードを保有すれば、保険を重ねがけしたことになります。 今持っているカードの保障に不安があれば、複数枚を保有するのがよいでしょう。

おすすめのカード

一押しは楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードは、ゴールドカードクラスの手厚い海外旅行保険が自動付帯します。さらに、海外ラウンジが利用できるプライオリティパスも付帯するのも大きな魅力です。

また、楽天市場での還元率も上がりますから、海外旅行を考えた場合、最初に持つべきカードのひとつです。 保険のカバー範囲は、VISA・Master・JCB ともに変わりませんが、最初につくるのであれば、VISAかMasterをおすすめします。 JCBは海外で利用できる場所が限られるためです。

年会費は10,800円ですが、ポイントで還元されるため、初年度は実質無料です。海外旅行保険とプライオリティパスの価格を考えた時、もっとも安いクレジットカードが、楽天プレミアムカードです。

翌年からも、楽天ポイントの還元率UPがあるため、あっという間に元は取れてしまいます。


ノーマルの楽天カードの場合には、海外旅行保険は自動付帯しないため、かならずツアーや航空券を楽天カードで決済してください。

複数枚がベター

国際ブランドを変えて、複数枚を持ったほうがよいでしょう。

1枚を無くしても、もう1枚あれば安心感が違いますし、先に述べたように、保険が重複してカバーされるためです。